浄められた夜(気仙沼編)

東京から宮城県は気仙沼市に越して来た37歳男のブログ。

くもり空

朝起きると空がもくもくしている。おまけに寒い。10時に保険会社の方と約束があったのでその前に海の方へ。面瀬川の河口あたりは地盤沈下も激しく、シャローラインが続く。遥か向こうに先日架橋された大島の橋が見えた。そうか、僕はその日に気仙沼市民になったのだった。

 

工事箇所も多く、ガタガタ。おまけに土地勘が無いせいで道に迷い、10時の約束に遅れてしまう。申し訳ない気持ちで自転車でユラユラ、ガタガタ。家の前で待っていて下さって、すみません、と声を掛けたその方は共通の知人の繋がりがあったり、観光やイベントにも興味を持っていらっしゃって素敵な出会いとなる。気仙沼って不思議なところ。

 

それから不動産関係の正式な契約を済ませ、大家さんに気になる箇所をあれこれ。「五月蝿い人だなあ」と思われてないか不安。でも本当に良い方で、些細なこともすごく丁寧に聞いて下さるのが嬉しい。それから父が来たので表の気仙沼ホルモンお福に行く。ここのホルモンは本当に美味しい。いつも賑わっている。

 

それからイオンで必要な買い物(僕はまだ車を持っていないので父親を利用するしかなかった)をし、少し生活し易くなった。冷蔵庫や洗濯機がまだないのでそこは不便だが、音楽は聴けるので問題ない。テレビは置かないつもり。夜になるとこの建物には僕しかいなくなるので、自由に音楽が聴ける。これはすごい贅沢なことだと思う。

 

夕方まで部屋の片付けをして、国道45号線沿いの店舗でメカジキの刺身やめかぶを買う。あとホーマックで照明関係を少し揃える。お金使い過ぎちゃったな…。ハンセイ。家に帰ってから5kmのランニングに出る。道が暗いせいか、自分が世界の何処にいるのか一瞬わからなくなる。割と大袈裟じゃなく。それはなかなか怖い体験となったので、今後夜走ることはないだろう。ご近所さんに心配されても申し訳ないし。

 

そうやって走っていた時、「そうだ、ブログやろう」と思い立った。せっかく気仙沼に来たのだし、これから起こることは個人的にもおもしろい(あらゆる意味で)記録になると思ったから。タイトルはアーノルド・シェーンベルクの楽曲から。東京時代のブログも同タイトルでやっていたので気仙沼編とした。

 

それでは初日、おやすみなさい。